地震や台風からの揺れや外力を、床・壁・天井の6面体の建物全体で受け止めて力を分散させるため、一部分に力が集中することがないことから、倒壊・損傷が少なく、軸組工法に比べ抜群の強さを発揮します。
壁や天井の内側に使われている石膏ボードや断熱材、そして火の通り道となる床や壁の枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、燃焼を大きく遅らせ、火災時の災害を最小限に抑えます。
室内外の温度差や急激な温度変化などによって起こる結露は、特に壁の内部や小屋裏で発生し、木材の腐朽原因・カビの繁殖など、住まいの耐久性を損ないます。ベタ基礎の下に防湿シート、また壁内側に断熱材を充填することで湿気を排除し、耐久性を確保します。
ツーバイフォー住宅の外壁は、独自の壁構造と充填された断熱材との相乗効果と、熱を伝えにくい木材の性質により、断熱性・気密性を保持しています。
建物の省エネルギー性能の向上で快適な居住性を実現します。
ツーバイフォー住宅の気密性は、音の出入りも抑える優れた遮音性を備えています。
外の騒音を入れない、内の音を洩らさない。耳にも心地よい住まいです。
プライバシーを守り、静かな暮らしを実現します。
ツーバイフォー工法は面構造で壁式工法です。壁には、耐力壁とそれ以外の壁の二種類あり、耐力壁以外は変更が可能です。
新築時に将来の増改築を考慮することで、リフォームもスムーズに行えます。