こんにちは。織田です。
回転寿司ってどんどん合理的になっていますよね。この前、とある回転寿司にいって求人ポスターを見てビックリしたのですが
1、 お会計のお金の計算しません。専用の機械がやってくれます。
2、 食器の洗い物しません。専用の機械が洗ってくれます。
3、 寿司握りません。専用の機械が握ってくれます。
ここまでやるかと思いました。これなら確かに学生のアルバイトだけでもお店を営業することができるなと思いました。でも何かこの求人みたら、ここの寿司屋行きたくなくなってしまいました(笑)
で、後日違う回転寿司屋に行きました。今度は時間が昼の三時頃ということもあり、レーンにお寿司が乗ってないんです。タッチパネルで注文するとのことでした。お客は僕しかいなかったのですが少しすると60代後半の男性が一人で来店しました。回転寿司が初めてだったのか、タッチパネルの事がいまいち理解できず店員と何やら話こんでいました。
男性客の言い分は直接注文したいらしく、店員に怒っていました。結局男性客の注文を店員がタッチパネルで操作し注文するということで決着がつきました。
その後も会計はタッチパネルにある会計ボタンを押して欲しいと店員がいうと男性客は「何でだよ(怒)」とちょいちょい不機嫌でした。
きっとこの男性客は今店が空いているのだから、タッチパネルの操作とかまどろっこしいことをさせないで直接対応すれよと言う事を言いたかったんだと思います。店員は男性客の怒りが理解できていない感じでした。
合理化が進むとこういった少数派のお客様がどんどん窮屈な思いをするんだなと思いました。お客様に合わせた個別対応に弱くなると思います。
ここで注文住宅のお話をさせていただきますと・・・
注文住宅でも「30坪○○万円」とか「坪○○万円の家」とか、わかりやすく書いてある広告を見かけると思います。これは合理的で建築業者にとってもある程度広さや使用設備が決まっており一からお客様と打ち合わせをしなくて済みます。いくつかの選択肢の中から選んでもらうので発注に対してもコストダウンができます。
でも考えかたによっては注文住宅なんだから自由に家が作れるのに、こちらの要望を聞かずにいくらで作れるとかおかしいんじゃないかと疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
そう思ったかたはNCH向きの発想でございます。
自由に家が作れるので、まずはお客様の希望をきかせて下さいっていうのが私達のスタンスです。
で、いくらなの?って聞きたくなっても最後まで聞かないでください(笑)
どっちが良いかはわかりませんが、大手にはない魅力を提案することができればなと心かけております。
という事で来月仙台に行ってきます。